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デジタル広告制作 用語集

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デジタル広告制作 用語集

当社でも年々デジタル広告の制作案件が増加しており、今後もさらに増えることが予想されます。
そこで今回は、初期の頃につまずきそうな用語を、デジタル広告(WEBサイト、SNS、OOH等)の入稿仕様書の中から(またはそれに関連した用語を)ピックアップしてみました。
静止画と動画で若干意味の異なるものや、知っているつもりだけど説明すると難しいもの、
聞いたことないような用語など、皆さまの「ん?」に少しでもお役に立てれば幸いです。


1.バナー


デジタル案件に於ける「バナー」とは、WEBサイト上にあるリンク付き画像のことを指します。WEBページの紹介や広告として、他ページへのアクセス誘導を目的としています。元々は「旗、横断幕」という意味があり印刷・OOH案件ではこちらの意味で使用されます。
 

2.ピクセル(px)


静止画では「サイズ」、動画では「解像度」の単位として使用されていることが多いようです。元々は「画素」ともよばれ画像データの最小単位のことを表しており、画像を限界まで拡大して引き伸ばすと、小さな点(ピクセル)の集合体で構成されていることが分かります。

注:印刷案件での解像度(dpi)とデジタル案件での解像度(px)では意味が異なります。
dpiは密度(数値が高いと高精細)としての解像度を指し
pxは画面解像度やデバイスピクセルなど、ディスプレイの解像度を指します。

3.レスポンシブ


「レスポンシブ」とは、「レスポンシブWEBデザイン」を指し、WEBページの内容や広告が、PC・スマホ・タブレットなどの画面サイズに適した形で表示されるように設計されたデザイン手法を指します。入稿仕様書にはPC(パソコン)用、SP(スマホ)用として指示されてることが多いです。

 

4.アスペクト比


主に動画の仕様書で使用されることが多い用語です。ディスプレイや動画、画像の縦と横の長さ(画素数)の比率を表し「横:縦」で表記されます。代表的なものとして、地上波デジタル放送やYouTubeなどの動画配信プラットフォームに採用されている「16:9(ワイド)」があります。その他にもWEBやSNSの広告枠によって、「1:1」「1.91:1」「4:5」など、様々なアスペクト比が存在します。

 

5.カルーセル


画像や動画などのコンテンツを(主に横に)スライド表示させる手法です。メリットとしては、通常であれば画像一枚しか掲載できない場所でも、カルーセルを利用することで複数の画像を表示できることが挙げられます。

 

6.ファイルフォーマット


作成した画像・動画データを最終的にどのファイル形式に保存し納品するのかが規定されています。一般的には静止画データはJPEG、PNG、GIFなど、動画データはMP4、WMV、MOVなどが多いです。

 

7.フレームレート(fps)


映像の滑らかさを表す指標の一つで、動画が1秒あたり何枚の画像によって構成されるかを表す数値です。単位は「フレーム毎秒(略称:fps)」で、1fpsは動画が1秒あたり1枚の画像で構成されていることを表します。一般的に映画は24fps、日本のテレビやDVDは30fps(29.97fps)が使用されています。入稿仕様書では、30fps(29.97fps)に規定されていることが多いです。

 

8.ビットレート(bps)


主に動画の入稿仕様書で規定されている項目で、1秒間に使用されるデータ量をビット数(bps)で表したものです。同じ解像度でも、ビットレートが違うと動画の品質が異なります。ビットレートが高いほど鮮明な画像になりますが、その半面、再生するデバイス側に負荷がかかり再生しにくくなるため、適切な設定が重要です。またビットレートには、「映像ビットレート」と「音声ビットレート」の2種類があり、これらを合計したものを「総ビットレート(またはオーバルビットレート)」と呼びます。

 

9.コーデック


主に動画の入稿仕様書で規定されている項目で、エンコードやデコードの際に使用される技術やアルゴリズムのことです。コーデックは、映像データを圧縮して、ファイルサイズを小さくするために使用されます。代表的なコーデックには、H.264、H.265、MPEG-2などがあります。

 

10.エンコード


動画編集において、映像や音声データがそのままだと容量が大きすぎるため、編集が完了した映像と音声データを圧縮して特定のファイル形式に変換する作業を指します。このエンコードによって、ファイルのサイズが小さくなり、再生や共有が容易になります。ただし、エンコードによって画質や音質が低下することもありますので、注意が必要です。また逆にエンコードによって圧縮したデータを元にもどす処理を「デコード」と言います。

 

11.まとめ


今回は当社で対応した案件の入稿仕様書から、初期の頃問い合わせがあって意味を調べたものや、媒体問わず使用されているものを中心にピックアップしました。少しでも読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。
とはいえ、媒体によって入稿仕様書の規定項目は異なるため、今回の用語だけでは全てを対応するのは難しいです。
当社では、紙媒体の広告からデジタル広告(バナー制作・動画編集)まで幅広い対応が可能です。
お困りの際は、お気軽にご相談下さい。


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